看護部のご紹介

看護部長ごあいさつ

     看護部基本方針 

    1.患者さまの声に耳を傾け、心のこもった、あたたかみのある看護を提供します
    2.全世代に応じた包括ケアサービスを展開します
    3.さまざまな看護・介護の課題を自ら考え、判断し、柔軟に対応できる看護を目指します


     ごあいさつ 

     春は桜、初夏には新緑にヒトツバタゴ、真夏の深緑、秋には色とりどりの紅葉、冬の澄み切った青空と山々。恵那の自然は本当に美しいです。

     市立恵那病院の理念のもと、私たち看護部では、患者様やご家族に寄り添い、思いやりのある看護の提供に努めています。地域の医療・福祉との連携を強化し、住民の皆さまが住み慣れた地域で暮らすことを大切にしています。現在、平成29年から産婦人科の開設により、新生児から高齢者まで全世代の患者さまを看させていただくようになりました。少子高齢・人口減少など、著しく変化する社会の中でも「思いやりのある看護」が継続できるよう、新しい発想や経験による知恵を活かし、看護サービスを維持向上させていきたいと考えます。

                             看護部長 新床美穂子


      

     

    東3病棟のご紹介

    内科・小児科・産婦人科の混合病棟・病床数49床のうち、15床を産婦人科

    主な疾患は、内科(糖尿病、膵炎、胆嚢炎、誤嚥性肺炎、脳梗塞、心不全、慢性腎不全など)、小児科(気管支炎、肺炎、脱水症、アレルギ負荷試験、血管腫など) 婦人科(子宮筋腫、卵巣嚢腫、円錐切除など)産科(分娩、切迫流産、妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群など)です。平成30年度の産婦人科手術件数は86件帝王切開含む)、分娩件数:227件でした。看護スタッフは『情報共有を密にする』「他部署との連携」『良好なコミュニケーション』『自主的に学ぶ姿勢』を意識し、後輩が先輩に相談できる環境を作り、和気あいあいの雰囲気に心がける。また、プライマリー看護師として患者・家族の思いに添いながら「患者さんの状態を把握し、今何ができるのか、何が必要になるのか」を考え、温かい看護が提供できるように取り組んでいます。産科では、外来~入院~分娩~退院~健診と周産期を看護します。スタッフ一丸となって頑張っています。



    西3病棟のご紹介

    西3病棟は整形外科・内科の混合病棟で、病床数52床です。

    整形外科で入院中の患者さんは、骨折による手術目的の方が多く入院されています。内科は主に呼吸器・循環器疾患の患者さまが多く入院されています。

    整形入院の患者さまは、入院時よりベッド上安静となり日常生活が制限され、自分で行っていたことが出来なくなります。私たち看護職員は患者様の声に耳を傾けて、安心して援助が受けられるように取り組んでいます。

    内科入院の患者様は酸素療法、人工呼吸器装着、心不全の患者さまが多いです。患者さまが安心して入院生活を送ることができるようプライマリー看護師が個別性のある看護を実践できるよう関わっています。

    定期的な病棟勉強会以外に特定ケア看護師による勉強会や、「楽しく学ぼう!」をコンセプトに楽しみながら学ぶ機会を作っています。

    また、多職種と協働して、在宅酸素療法の患者様・ご家族を対象に自己管理の大切さと共に安全でかつ快適な自分らしい生活を送って頂くための、交流の場の提供として呼吸器教室を年に3回開催しています。スターバックスコーヒーを飲みながら座談会もしています。



    東4病棟のご紹介

     東4病棟は消化器・乳腺の外科手術を中心に内科循環器疾患を含む急性期治療また、入院における抗がん剤治療から緩和・終末期治療の病棟として47床の患者が収容できます。
     新病院に移転し3カ月経ちましたが、患者様の入退院は多く病床稼働率60%から100%ととなることもあり大変ですが、幅広い疾患、治療経過に伴う知識を学びながら、患者様の意向に沿った看護が提供できるように日々頑張っています。毎年の採用で、若いスタッフが多く賑やかですが、医師をはじめ他部門の方々の指導協力も得て、患者様に安心して頼られる看護師となれるように努力しています。私たちと一緒に患者様に信頼される看護師を目指しませんか?



    西4病棟のご紹介(回復期リハビリテーション病棟)

     回復期リハビリ病棟は平成26年9月から開設され、今年度で3年目になります。対象疾患は脳血管障害、大腿骨骨折などの患者さまで、家に帰るためと社会復帰するためにリハビリを行う病棟で一般の入院よりも、長期間の入院が出来ます。 リハビリは現在日曜・祭日は行なっていませんが365日出来るように頑張っています。
     平成28年11月から新病院となり、入院患者さま全員で食事ができるスペースがあり、洗面台も多く設置し、食後の歯磨きを行ってもらっています。車椅子で入る事の出来るトイレも多く完備し、トイレの練習も安心して行って頂いています。入浴は、患者様に合った入浴方法で、寝たまま入れるエレベートバス、車椅子で入れるチェアーインバスと一般の浴室があり、一般浴室ではご自宅に帰ってからの、入浴方法も練習しています。
     スタッフは患者さまが出来る事を増やしていけるように病状や安全面に注意し生活面での支援を行っています。



    外来のご紹介

    1F外来は、Aエリア(眼科・耳鼻科・小児科)Bエリア(外科・整形外科)Cエリア(内科)EFエリア(中央処置室・救急外来)に分かれています。

    また、外来看護師による糖尿病、在宅酸素療法患者の継続看護介入・フットケア外来(金曜日)、ストマ外来、在宅酸素療法患者支援、DOTS(肺結核)カンファレンスを実施しています。

    外来の特徴として、診療科ごとに必要な専門知識や診療の補助・看護介入などそれぞれに対応できる専門性を持った看護が求められる部門です。看護の引き出しを増やすための学習、経験を重ね、看護師間での連携も取りやすいように取り組んでいます。

    外来から地域へ、外来から病棟へ、外来から院内の多職種へと少しでも多くの患者情報が提供できるよう『継続医療・継続看護』に努めていきます



    手術室・中央材料室・内視鏡室のご紹介

    手術室部門では、手術・中央材料室・内視鏡室の運営を行っています。スタッフは看護師10名、委託業者6名で構成されています。

    手術件数は月45件前後の手術(外科、整形外科、産婦人科、内科)が行われます。私たちは術前訪問や術後訪問を行い、患者さまが抱いている手術に対する不安や疑問を理解し、その得た内容をチームで情報共有し、患者さまにあった看護・医療を提供できるように外来・病棟・他部門との連携に努めています。

     中央材料室は常に安心して使用できる医療器材を提供できるように洗浄・滅菌業務を担当し、病棟の衛生材料等の定数管理をしています。

    内視鏡検査は月180件前後の検査を行っています。内容は上部・下部消化管内視鏡検査、早期胃癌に対する内視鏡的手術から内視鏡的結石除去術などの治療まで幅広く担当しています。